ステータス関連

KB2のステータス画面の見方を解説!独特の呼称にも注意が必要

キングスバウンティ2のステータス画面

 

ここでは「インベントリ」と「軍」画面の各ステータスアイコンについてひとつずつ解説していきます。

 

主人公ステータス

神秘の知識

 

魔法の習得やアップグレードの条件として、また戦闘で使用可能なマナの量に関係する数値です。

 

逆に言えば、魔法を習得せずに進めるなら全く必要ありません。魔法を多用する主人公の場合のみ、積極的に上げていきましょう。

 

特に策略属性タレントスキルの「最高位魔法」を使う際はマナの消費が激しくなるので、これが低いと話になりません。

 

魔力

 

主人公の魔法攻撃力を上げるステータスです。

軍事力と同じ立ち位置なので勘違いしがちですが、この数値は「魔導士系」のキャラや「魔法生物」といった部隊の攻撃力とはまったく関係がありません。

あくまでも主人公の魔法の威力を上げるステータスとなりますので、主人公がダメージ系魔法を使わないのなら無視して問題ないでしょう。

 

上限はありませんが、200でちょうどダメージ100%アップ、つまり2倍になります。

 

軍事力

 

軍部隊の攻撃力を上げるステータスです。

部隊が持つ近接・遠隔・魔法すべてのダメージはこの数字に依存します。

 

意外と思われるかもしれませんが、魔法系部隊のダメージもこの「軍事力」次第となりますので、どの主人公・軍編成でも必須のステータスと言えるでしょう。

魔法パーティにしたから上げなくていい、というのは間違いです。前項の「魔力」との違いに注意して下さい。

 

上限はありませんが、200でちょうどダメージ50%アップになります。

 

軍ステータス

士気

顔アイコンはその部隊の「士気」を表します。

顔アイコンが緑の笑顔になるほど士気が高く、逆に赤く怒るほど低いことを意味しています。

軍の編成状態や武器防具、所持スキルなどで変動し、その振れ幅は

 

-3<-2<-1<0<+1<+2<+3

の7段階。

 

ニュートラルの0なら通常の1回行動、最高の+3なら30%の確率で追加ターン(2回行動)が発生するということになります。

 

KB2ではこの追加ターンが非常に重要で、発生次第では戦況がかなり左右される要素となります。

最低でも+1は維持できるように装備や部隊を編成しましょう。

 

属性

すべての部隊には4種類の「属性」が割り振られています。

この中には相性を持つものがあり、編成次第では前項で解説した軍の「士気」に大きな影響が出るのでおろそかにすることは出来ません。

以下、それぞれの特徴について記していきます。

秩序

おもにノストリア兵や軍用犬、精霊など理性のある者が持つ属性。

無秩序との相性が悪く、士気が-20されます。

 

無秩序

おもに不死者や暗黒使い、盗賊などの無法者が持つ属性。

秩序との相性が悪く、士気が-20されます。

 

おもにドワーフや動物、トロールなどの腕力タイプが持つ属性。

策略との相性が悪く、士気が-20されます。

 

策略

おもにゴーレムや魔法生物が持つ属性。

力との相性が悪く、士気が-20されます。

 

レベル

 

部隊名の横に羽がついている数字が「レベル」です。

日本のゲームだと「レベルは経験値を積んで上がっていくもの」と思われがちですが、このゲームでの「レベル」は固定で変動することはありません。

 

部隊のレベルは1~5まであり、1が最低、5が最上位の部隊となります。

次項の「ランク」と混同しがちなので気を付けて下さい。

 

ランク

 

「レベル」の下にある「ランク」。

部隊が戦闘で経験値を得ることによって上がっていくのがこのステータスになります。

 

ランクは3段階まで強化させることができ、段階ごとに新スキルを覚えたり、部隊のグラフィックもカッコよく変わっていきます。

注意すべき点は、ランク上げに必要となる経験値は敵部隊の数を減らす行動のみで得られるということ。

回復やバフ魔法を繰り返すだけでは経験値はもらえません。このゲームは魔法使いや弓使いでも直接敵を殴ることが出来るので、ランクを上げたい部隊は積極的に攻撃を仕掛けていく必要があることに注意して下さい。

 

部隊の規模

 

「部隊の規模」数値「現在の部隊内兵士数/現在の主人公が持てるMAX兵士数」となっており、部隊によってその最大数は異なります。

基本的には部隊レベルが低いほど多人数で、高レベルになると1~3人がMAXとなります。

例を挙げると、ドワーフなどの小さい兵士はMAX10、トロールやグリフォンなど大きい兵士はMAX3、といった感じの見た目でも大体の判断が可能です。

 

当然ながら、兵士数の多さは戦闘力に比例します。面倒でも次に解説する「統率力」は常にチェックし、この部隊の兵士数がMAXになるよう補充しておきましょう。

 

統率力

 

「統率力」は主人公が持てる部隊の兵士数に関わってきます。

主人公の統率力が600あれば必要統率力300の兵士を2人持てる、という具合です。

この数値は、

  1. レベルを上げる
  2. 装備品を身に着ける(騎士系など)
  3. 秩序タレントスキルの「栄光」を習得する

ことで増えていきます。

 

どの主人公の選ぶかによっても統率力の伸びは違い、

エリザ>アイバー>カタリナの順となっています。かなり重要なステータスです。

 

近接と遠隔ダメージ

 

剣アイコンが「近接ダメージ」、弓アイコンが「遠隔ダメージ」です。

部隊のランクや主人公の「軍事力」を上げれば勝手にこの数字が上がります。

数字の範囲は与ダメージの「最小ー最大」値を表しており、攻撃時にこの間の数値がランダムで決まります(クリティカル発生時は強制的に最大値を選択)。

 

もし剣と弓アイコン両方に数字がある部隊ならば、近接・遠隔どちらも攻撃可能ということです。

 

防御と抵抗

 

左の盾アイコンは「防御」、右の盾アイコンは「抵抗」を表します。

「防御」は敵部隊の攻撃力を割合分カットし、「抵抗」は敵リーダーの魔法攻撃力をカットします。

MAXのステータスは両方とも75%

この上限を超える「マキシミリアン装備」というアイテムもゲーム後半に登場しますので、守備を極めたい人は集めてみてください。

 

クリティカル率

 

戦闘中に「クリティカル」が発生すれば最大攻撃力×1.5倍のダメージとなります。

通常の与ダメージは攻撃力の「最小ー最大」の間からランダムで選ばれますが、クリティカルが発生した時点で強制的に最大攻撃力が確定するので非常に強力です。

この確率は不死生物に高い傾向が見られ、部隊や装備品によって50%超えも可能ですので積極的に上げていきましょう。

 

体力

 

この2つの数字は「兵士1体分/(兵士全体分)」を示しており、上記画像の例だと体力343の兵士が4人いることになります。

つまり343ダメージを受けるごとに兵士が1人ずつ倒されていく、という意味です。

このゲームは新規での兵士購入が非常に高コストなので、戦闘後に最低でも兵士1体は生き残るような戦略を考えていきましょう

このステータスは人間やドワーフが低く、動物やゴーレムが高めとなっています。

 

主導権

 

戦闘での部隊の行動順序は「主導権」の高さで決まります。

このゲームではこのステータスが非常に重要で、「主導権」で先制し、かつ「士気」の高さによる2回攻撃が発生した場合などは初ターンで勝利がほぼ決まってしまうこともしばしば。

正に「攻撃は最大の防御」と言えるシステムです。

また、部隊だけでなく主人公の魔法を打つタイミングもこの「主導権」次第。

すべてが後手に回らないためにも、5部隊の中でも最低1部隊は「主導権」が高めのキャラを入れておくことが重要です。

 

スピード

 

日本のゲームで「スピード」といえば行動順序を決める数値を思いがちですが、このゲームでは「進行可能なマス数」を表します。

この数値が4なら単純に4マス進める、という意味になります。

当たり前ですが翼をもつ動物や馬はこの数値が高く、人間やトロールは2~3マス程度といった傾向があります。しかしスキルや装備品ボーナスなどで4~5まで上げることも可能です。

一気に敵に近づいて遠隔攻撃を封じるといった奇襲戦略にも有効な数値ですので、出来るだけ高くしておくのが良いでしょう。